人形劇団ポポロ  

 

50周年記念年のおわりに

 

劇団創立50周年記念事業としての取り組みは、12月10日、11日の「耳なし芳一」でめでたく打ち上げとなりました。

7月末に新作「だいふくもち」A・B2作品同時公演にはじまり、10月の「14ひきのおつきみ」、そして今回の「耳なし芳一」と矢継ぎ早やに行ってまいりました3公演が好評裡に千秋楽を迎えることが出来ましたのも、ポポロをまわるから支えてくださった 美術・照明・音楽などの各スタッフの方々のご協力のお陰と感謝いたしております。と供に永年 ポポロを愛し一緒に舞台を作ってくださった沢山の観客の皆様のお陰と心からお礼申し上げます。

 

   

 

今回の事業はポポロの歩んできた50年の歴史に沿って、あらゆる年代の皆様にむけて積み重ねてきた創造活動の集大成でもあります。

 

とりわけ今回の「耳なし芳一」では、琵琶・篠笛など邦楽の競演によって日頃は接することの少ないおとな向けの人形劇として観客を魅了することが出来たことは たくさんのアンケートに寄せられた絶賛の声にもあらわれており、50周年事業のこの上ない仕上げとなったこと劇団員一同ほんとうに喜んでおります。

 

さあこれから!更によい作品をどう生み出し観客の皆様と喜びを分かち合えるか、私たちはもっと成長していかなくてはならないと決意を新たに《次へ》一歩を踏み出していく所存です。

 

皆さま50年ほんとうにありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願い致します。

 

2022年12月   人形劇団ポポロ 劇団員一同