ある国の、ある王さまのお話。
朝のあいさつの時間、「王さま、おはようございます。晩のおかずは、何にしましょう?」コックさんが聞きました。
「たまごやきがいいな」そう、王さまはたまご焼きが大好き。そして、朝のべんきょうが終わると、王さまはトットコ庭に出て大あくび、「あそぶのが一ばん楽しいな、さあ、おしろをひとまわり」たったた とっとと、お城の中庭でにわとり小屋をみつけました。
中には100羽ぐらいのニワトリがぎゅうぎゅう詰め、「かわいそうに。これじゃあ遊べないじゃないか、よし、戸をあけてやろう」運よくカギはさしたまま「よしよし待ってろよ」がちゃりとカギをまわした途端、はじかれたようにぎゅうぎゅう詰めのニワトリが飛び出した。
「わあっ、たいへんだ」逃げる王さま追いかけて「こけっこ けっけえー」一列に並んで駆け出した。 「王さまがニワトリに追いかけられてる、大変だ」兵隊たちが集まった。 「よし、半分は王さまを助けるんだ、あとの半分はトリ小屋の戸を開けた犯人を捕まえろ」ぱ、ぱーん、隊長はピストルをうちました。お城は大さわぎ、どうなることやら・・・
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オープニングショー ポエムポエム |
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人形劇
『おしゃべりなたまごやき』
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